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成田良悟「デュラララ‼︎×6」(電撃文庫)を読んだ。

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「彼は平和島静雄。池袋で一番危ないって言われてる殺し屋なんだ─」 臨也に嵌められ街を逃走しまくる静雄。自分の立ち位置を考えさせられる帝人。親友の苦境に今更になって気づく正臣。何も知らずに家出少女を連れ歩く杏里。先に待つ出来事を想像できなかった茜。黒バイクとの接触に興奮を隠せない女。一人悶えつつも帰りを待ち続ける新羅。思い通りに事を運ぼうと画策する青葉。ダラーズに意趣返しを繰り広げる千景。そして首なしライダーが救うのは。池袋は今日も歪んだ想い達を包み込む。
(あらすじから引用)

いやぁ〜面白かった。
前巻に続いた前後編の後編が終わり、終盤の帝人の闇堕ち具合はもう帝人さんと呼ぶしかないですね。
仕掛けた側の臨也が珍しく失敗しており、登場人物が多いからこそ何重にも絡む思惑が混沌を呼び起こしていて良いです。

門田や千景みたいなキャラが格好良い、今時分やらない喧嘩して最後に笑い合うみたいな展開も今回の物語の癒しの一つでした(?)
前巻よりも殺し屋、静雄、ヤクザ、カラーギャングが出突っ張りでいつも以上に血の気の強い巻でしたが、一番の異形であるセルティがまともに見えるという謎現象。

 

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