フォロー

紺野天龍「錬金術師の消失」(ハヤカワ文庫JA)を読んだ。

hayakawa-online.co.jp/smartpho

アスタルト王国の錬金術師テレサとエミリアは、セフィラ教会の聖地の塔へ調査に赴いた。《始まりの錬金術師》が遺した神秘が眠り、"神隠し"の噂が囁かれる水銀製の奇妙な塔には、隣国バアル帝国の錬金術師ニコラ・フラメル、教会聖騎士団や巡礼者らが集まっていた。だが突然の嵐で塔は孤絶。一夜明け、転がったのは聖騎士の首無し死体。やがて次々と犠牲者が…
(あらすじから引用)

いやぁ〜かなり面白かった。
"水銀塔"という壁や扉が全て水銀で出来た塔というロケーションに嵐で誰もがそこに留まらなければいけず外界からの助けも呼べないクローズドサークルなミステリで、ロジックやトリック、また因縁の"異端狩り"とのストーリーも綺麗に絡んでいたのは、とても気持ちよく楽しめましたね〜😊

直近読んだ中だと、この<錬金術師>シリーズは個人的におすすめできますね〜、会話などで多く構成されているライトミステリの部類に入るかもしれませんが、ちゃんと読みやすい推理小説なので是非読んでいただきたい😚

ただ続編がまだ出る気配を見せていないので、いつか出ることを願って楽しみにしております🥰

 

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。