幾原邦彦、高橋慶「輪るピングドラム(下)」(幻冬舎コミックス)を読んだ。
https://www.gentosha-comics.net/book/b519721.html
当時アニメを見ていたし、考察をある程度読んだりしていたので、結末は知っていたのですが大変面白かった……
「子供ブロイラー」や「生きていることが罰」「選ばれなければ要らない」など読んでいて刺さることも多く、愛と罪と罰を分け合った冠葉と晶馬と陽毬の物語が、無事完結したのも良かったです
メタファーも多く、難解な文章もあり、心理描写はあまりないので、小説として見るのであれば分からないことも多いのですが、アニメの文章補完として見るのであればかなり優秀な小説だと思うので、取っ掛かりとしてアニメからオススメしたくなる物語の一つです