夢目標の持ち方について、長文(1/?)
上司は定期的に将来どうしたいの?やりたいことがあるなら応援するよ!と言う。が、私はいつもノープラン風任せと答えている。しかし私が自分で有識者に相談すると、そんなにしっかりプランが決まっているのに助言なんてないからそのまま頑張れと言われてしまう…当人に悩みがないわけじゃないのだが。これは一体何なのかという話。
おそらく上司の求めてる夢目標みたいなものって「私は◯年後にこうなりたい!そのためには何を捨てても努力して、絶対なれるように頑張るんだ!」みたいな不変の目標なんだろうなと思っている。上司からしたらそういう上昇志向がないのに独立心が弱い私みたいな人間は理解ができないようだ。
ところが私が自由に話すと、「このままいくと仮定して、これとこれが上手くいけば、そのうちにはおそらくこうすることができるようになるので、できるようになるならばなったときにこちらを選ぶほうが現段階ではベターだと思っている。なのでそのときに選び取れるように準備を進めておきたい」みたいな感じになる。現状から見たときに現実的な範囲ってものがあって、その範囲内で見えているものの中からより良いものを選ぶためにあったほうが良いものを考えれば、自然と限定されて具体的になるって話。
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私の「プラン」のキモは、
・あくまでも現状が続けば、上手くいけば、見えている範囲で言えば、etc...でしかない
・したがって時や状況とともに内容(最終ゴールも含め)は変わり得ることが想定されていて、逆に言えば変化に対応できるようにすることも含まれた内容である
・ベターを目指しているだけで、絶対にそうなりたいとか、そうならなければいけないみたいな強い思いはない
・ただ、現状から見てのベターを考えている以上、「今何をするか」は常にある程度見えている
というあたり。
で、キャリア相談を受けた専門職は、「今何をするか」が見えていることをもって、「助言の余地がない、きちんと夢目標がある」との結論に至る。
ただ根本的な悩みは私の場合おそらくそこではなくて、本来的に矛盾を抱えていること自体が問題。私はそもそも時間やタスクややり方を決定する自由がないと死んでしまうタイプの人間なんだけど、その一方で常に基盤の安定を求めていて、大きな冒険を好まず、不安が強い。だから安定した基盤を最大限守りながら自分の自由も叶えていこうとすると、失うものを極力減らしてベターを選んでいく今のスタイルにならざるを得ない。本当は私が欲しいのは拠り所なんですよね。安定した基盤であって、その上で好き勝手できる拠り所。
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なんだかこんなのがゴチャッとなって、結局上司にノープランと答えながら「たとえあってもあなたみたいな台風の人には言いませんが…」と思っているところがあるのは否めない。だって後から「前はああ言ったじゃないか」とか「(お門違いの方法で)応援してやったのに」とか言われても責任持てない。私の夢目標はそういう類のモノじゃないから。
でもじゃあ私はほんとにノープランでダメな人なの?
じゃあ反対に、相談した人が言うくらいしっかり決まっていて非の打ち所がないの?
正直よくわからなくて、どっちでもない気がしている。なんというか、私のような夢目標の立て方持ち方が、そもそも世間から想定されていないイレギュラーな何かな気がしていて、それを明確に指す言葉すらないような気がする。
仲間がいたらこれについて話してみたいし、どう呼んでいるか聞いてみたい。
オチとかなくてごめん。おわり。