政治家を含む富裕層の人達は、「俺だけは"介護のエキスパート"に頼むわ!」と思っているかもしれませんが、排泄への誘導や、風呂の入れ方など、さまざまなところで「富裕層特権」みたいなものが無効になるんですよね……。どんなに金をかけても「風呂の入れ方」とかには"丁寧"を越えた技術がない。「生産性」を超えているのです……。
富裕層向きの介護しか望まないところに、「介護」の専門的な技術は広まりません。
富裕層が「俺だけは専門職に介護されて」と思っても、業界として育っていなければ、モノみたいに扱われて終わります……。ビリオネアなのに、最期はモノ……。そんなに哀しくていいのですか。