ルッキズムに対してのルッキズム的な反抗
「お前は自分の品性でひん曲がった顔つきを鏡で見よ。"美しくない"などと男性が女性の表面的従順さを"美的"にジャッジする、そういう皮肉が表情に出ているのだ。保守ならば、自分の顔つきに責任をもて!」
とも言いたくなります。
麻生太郎は女性の自律した顔つき、オーラを「美しくない」と見るんだよ。麻生太郎は男尊女卑構造に、女性を貶めようとする。
「美」は構造です。私達を苦しめる、老若や、痩せている/太っているや、男らしい/女らしいは、男性中心主義のなかで社会化されて内面化された他者(大文字の男性)の欲望です。
こういったことを些末なことだと思うのは、法整備の上での男尊女卑構造を温存させてしまいます。男性だけがジャッジマンであると、権力に見做されている世の中は軋んでいて、やがて破滅に向かいます。
しっかり批判すべきです。
「歪んだ見識で、女性差別をするな!」と(私は男女二元論を取りませんが、構造に埋め込まれた男尊女卑は考えるべきだと思います)