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超実験小説として知られる『紙葉の家』を読んでいる。著者はアメリカのマーク・Z・ダニエレブスキー。不気味な家に関わる物語なのだけれど、不条理な展開と注釈が注釈を呼ぶ迷宮のようなテクストに翻弄される。この頁だけで凄まじさは伝わると思う。注釈の数は11。文字が逆さまになるわ頁を貫く格好で反転するわ、その注釈の書き手も複数いて注釈の方でも物語が進行するわでかなりカオス。ちなみに矢印を記した部分が本文。

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