『告白 コンフェッション』原作読んだ上での感想
上映時間74分だし、石倉が韓国人のジヨンに変わっている以外は大体原作まんまなのかなーと思っていたけど、覚えてる範囲でもエピソードが一つ削られてるのと終盤の展開は割と違った。
友達という対等であることが望ましい関係性の2者間で情報・感情・身体の様々な不均衡が積み方なっていくことで緊張感が高まっていくのはやはりすごく面白いし、相手の姿が見えている/見えていないという状態がダイレクトにそのパワーバランスに寄与するのは、映像化した意味があって良かった。
その点では、韓国人への設定変更は言語の壁という大きな情報の不均衡ができるので納得感ある改変だったかなと思う。
ただ、ジヨンの行動の見せ方が浅井寄りの目線であるとはいえあまりにもホラーすぎるし、最終的に浅井の方が悪いことしてましたとなった後で夢オチ×2みたいな感じになるのが反転がぼんやりしてしまう気がしてうーんとなった。