日本のレイプに関する法改正についての記事。

“日本の現行法ではレイプを「強制的」および「暴行や脅迫により」、もしくは「無意識または抵抗できない状況」により行われた性行為・わいせつ行為と定義している。
これは他の多くの国の定義である、合意の無い性交や性行為といった広義とは異質であるーNoはNoなのだ”

この後に続く過去の判例が地獄。
・2014年東京、壁に固定されレイプされた15歳。裁判所派の見解は「抵抗出来た」というもので男性は無罪。裕福な民主国家の中では同意年齢が13歳と最も低い日本では被害者15歳は成人扱い。
・2019年福岡。男性が酔って意識のない女性と性行為。同席者は止めず。男性は成功意中に女性が目を開け声を出したので同意と判断。
・2019年名古屋。父親が10代の娘と長年にわたり性行為。娘が進学先の学校選びに関して両親の勧めに抵抗した事から精神科医が「父親による精神支配が続き抵抗出来ない状況にあった」とした判断に対し裁判氏は懐疑的。

そして伊藤詩織さん、五ノ井里奈さんの告発や故ジョニー喜多川氏の性支配まで取り上げている。

今回の法改正はこの1世紀で2回目のもので変更される内容の中で最重要なものは定義が「合意なき性交」となる点にある。レイプの概念がまだ理解されていない日本社会で効果的な法的根拠となるか期待される。

bbc.com/news/world-asia-657627

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