@Akira_YONAGA わかります!私も読み終えてから、これまでのストーリーの色んな場面が次々と思い返されて、他の小説の物語に触れる前にもう一度読み返したいと思わせるものがありました。
ラストの部分を読んですぐあの序盤の家系図の宿題が思い返されて・・・。ダッチェスの無法者であろうとするけれど普通の心優しい女の子でもある、キャラクター造形が魅力的でしたよね。ウォークといい、作中の人々それぞれが善悪どちらかだけで語られるものではなく、ありのままを受け入れるまでの余韻が心地よいなと。
謎を含んだ犯罪小説でありながら、解説にロードムービーとも形容されていたのがしっくりくるというか。ほんとうに良い読書体験でした(そしてゆっくり読み返しています)