NOBODYで黒沢清監督『蛇の道』の特集記事が公開されました。私はマスタークラスの記事編集に関わっております。
個人的には『スパイの妻』と『三重スパイ』の関連性の中で、監督がトビー・フーパーの『スポンティニアス・コンバッション』について言及しており、めちゃくちゃ胸が熱くなりました🔥🔥🔥
7月1日よりアマプラで『冬の旅』が配信されるそうです。
以前書いた『冬の旅』評もあわせて読んでいただければ。
モナを死に追いやったのは誰なのか。
https://www.nobodymag.com/journal/archives/2022/0314_1337.php
「暴かれた男性性を私たちは受け止められるだろうか」というタイトルで『マッドマックス:フュリオサ』のレビューを書きました。
見ている間めちゃくちゃしんどかったって話を自省を込めて書いてます。
見たという方は是非覗いてやってください。
https://www.nobodymag.com/journal/archives/2024/0608_0103.php
父が命を絶って今日で5年。
自死遺族として気持ちが整理できてないまま今日まで生き延びてしまった。
ただ言えることは、近しい人の喪失と命の重さを経験したからこそ、今ある命を尊び、生存を脅かす暴力に反対していくことが私にできることだと信じています。
先日輪島にボランティアに行った際、受け入れてくださったのが「輪島セントラルキッチン」だったのですが、今回イスラエルによって犠牲となった「ワールド・セントラル・キッチン」がまさにその母体であることを知りました。
まさかこのような形で自分がパレスチナと繋がることになるとは…。
日本もパレスチナと無関係ではないし、石川県も、そして輪島もまたパレスチナと繋がっている。そして自分も国際社会の一員であることをこれでもかと痛感させられている…。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/04/post-104156.php [添付: 8 枚の画像]
ジョナサン・グレイザー『関心領域』を試写にて鑑賞。
アウシュヴィッツ収容所の隣で裕福な暮らしをする家族の日常を描く。彼らの生活は当たり前のように虐殺と搾取の上に存在し、家族が戯れる風景に入り込む収容所の煙突から煙が立ち上り、呻き声が響く。
パレスチナで今起きていることを含め、自分も誰かを踏みつけながら生きていることを突きつける作品。
ユダヤ人であるグレイザーのアカデミー賞受賞スピーチも合わせて鑑賞してほしい。
被災地の写真
震災以降、初めて輪島に入り炊き出し支援をしてきました。
報道で見るよりも状況は酷く、仮設住宅の建設現場以外で重機はあまり見られませんでした。
写真ではなかなか凄惨な様子が伝わりづらいのですが、この現状が少しでも多くの方に届いて支援が広がることを願っています。 [添付: 7 枚の画像]
ライター(エッセイ/映画評/書評)、クレームディガー。 『NOBODY』『福音と世界』他。 仕事の依頼はjaewon.kim222@gmail.comまでお願いします。 初ZINE『SCRAPS Vol.1』販売中です。