警察関係者が次々と狙われる連続殺人事件、そしてその犯人は警察内部、それも上層部にいるかもしれないという緊迫感
そしてそこに、「自分のせいで親しい刑事さんが目の前で撃たれた」という強いショックで記憶喪失になってしまった蘭と、そんな蘭の傍にいながら「新一」として接することが許されない切なさが加わって…

この作品に対して、原作者の青山先生が「蘭と新一の思い出の場所で、記憶を喪失してしまった蘭と肉体を失った新一の愛の物語」と仰っているのが、言葉にできないくらい好きすぎて

悲しいかな、私の中では、1作目の「時計じかけの摩天楼」と、この「瞳の中の暗殺者」を超える劇場版作品は今後一生出てこないことをほぼ確信しています
脚本家さんが鬼籍に入ってしまっているので……