“自宅では連日、無言電話が鳴り、電話が盗聴されたとしか思えない内容が書かれた手紙などが届いた。嫌がらせは、計画が凍結されるまで10年以上続いた。推進派に包丁を突きつけられたこともあった。しかし、「絶対に推進派の個人攻撃だけはするな」と周囲に何度も言い続けた”
関電が地元にお金を落として住民を懐柔していく様子、住民の間に起こる分断
しかし結果的に、
「事業者による活断層評価は明らかに過小評価だった。数メートルに及ぶ地盤の隆起や変異を原発の安全設計に組み込むことはできない」「社会インフラが機能不全に陥った。原発事故発生時に避難や機材、人員の増強は不可能だと分かった」
珠洲原発を止めて「本当によかった」 無言電話や不買運動に耐えた阻止活動28年の感慨
https://www.tokyo-np.co.jp/article/304462
高齢化が進み、継続して住める家も3割しか残っていない珠洲市の復興について、青木理さん
金漬けにして原発を押し付けられることを拒否した珠洲市だからこそ、これからもなんとかやっていける街づくりを考え、支援していかなければ申し訳ないし、それは結局のところ(高齢化が加速する日本において)自分ごとでもあるのだ、と
#ss954