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▷今年5月、裁判長らの現地訪問の際、東電の弁護団が原告個人の個別賠償額をマイクで読み上げる
▷原告個人の詳細な賠償額などの支払い情報、避難先の間取りや家や土地の面積、値段まで事細かに読み上げた
▷さらに事故前からの人口減少傾向を指摘し、「冬の積雪は深く、夏の酷暑は耐え難かった」とも述べた
▷原告の女性は、その場にいた人に「そんなにもらったの」と言われ「悔しくて悔しくて東電に腸が煮えくり返った。そんなことを言う権利があるのか。元に戻してくれるなら賠償金なんていらないのに」と話した

東京電力弁護団が福島・浪江で「詳細な個人賠償額」マイク使い読み上げ 「嫌がらせと受け止めるしかない」原告側が抗議文
tokyo-np.co.jp/article/297440

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