バーチャル貨幣で無限に膨らむ金融資本主義によって労働の搾取(働く人ほど貧しくなる)も無限になる場合、労働する人々はどうやって搾取から逃れたらいいのか
既存の経済活動の環から外れて、あるいは最低限付き合いながら、別の経済循環(生きるため必要最低限の経済循環)を自分の生存圏内で作るしかない
生産の部分では、脱サラ(または副業)して付加価値の高い(または生活が安定する持続的な)仕事を創造するのもひとつ
消費の部分では、歴史的には、ダーチャ(家庭菜園)、地域通貨、地産地消、あらゆる互助組織の開発、物々交換、自家発電、古家の再利用、などによって、生活コストにおける金の介在を極力なくす(固定費の金額を低くする)のが手っ取り早い
今はサブスクとか流行しているが、自ら搾取されに行く生活スタイルであることは自覚しないといけない
バーチャルから脱出して、今目の前にいる人とリアルな互助システムを創造して、小さくても安心できる生活圏を作っていけたら、漠然とした労働者の不安も少し解消できるのではないか