帝国主義時代、戦争の原資の多くは植民地資源だった。日本が占領を繰り返したのも基本を忠実に実行したからだ。近代戦争は莫大な人的搾取(犠牲)ができることが参加条件という「人種差別主義者の国盗りゲーム」であった。
今は植民地政策を禁止する国際慣習ができている。では今の戦前状態の原資は何かと考えた。
資金面では、金融資本。暗号資産など架空の資産を創造して現金以上の価値を膨らませて、国籍を超えて搾取し資本を蓄積できる。搾取するには人民をバーチャル貨幣に参加させなくてはいけないので、日本も政府をあげてpaypayと手を組む。
あと人的資本に変わるものとして、ドローンなど大小のロボット戦闘機、薬物など人を内部から攻撃する手段を開発し、人海戦術を避けようとしている。
そして加害国は要塞を築き、他者の入国規制を強化する。被害人民はテロのような小規模攻撃しかできなくなるので、テロが増える。
テロを受けた加害国は「対話もできない野蛮な国から被害を受けた!これは宣戦布告だ!」と口実に使い、被害国の息の根を止めるために過剰な猛攻撃を加える……。
というのが、ユダヤ人の歴史を見て浮かんできた現状分析。つまりユダヤ民族は第二次対戦までは搾取される民だったが、今期の大戦期では新たな原資と武器を蓄え加害者側に回ろうとしているんだろう。