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「君はロボット」。ロボットを擬似恋人にする話かと思って無視してたけど、演技派ソ・ガンジュンの一人二役が見たくて視聴。予想を裏切り「疑似息子&母性の強い母」の話だったし、復讐ものだったし、サイコだった。
韓国の根深い母性信仰がアンドロイドによって突出してて面白かった。母は子供のためなら何でもするという演出で、リアリティーを欠くほど何でもする母。
ロボットを通して人の倫理観を問われる場面も多数。結局ロボットは人の欲望が形になったものだから、その欲望(ロボット)をどうコントロールするかという問題は人が向き合わざるを得ないんだな。
主人公が母の呪縛から開放されて初めて落ち着きを取り戻すところも、母性信仰の呪いの根深さよ、という感じだった。ソ・ガンジュン、一人二役でこれだけわかりやすく演じ分けできるのは本当に見事だった。

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