昨日はベルギー戦に間に合うよう早く退社した人が多く、ラッシュがいつもより1時間半早かったとか。

国鉄3日間ストが終わり、今朝13歳児は元気よく電車登校。日の丸マントで行こうとしたが、駅や電車は怖いかもと気付き(学校はウェルカム)自粛。つまらないが、彼がその思考を持っていてくれてよかった。

昨日のベルギー戦は下校時に当たったので、放課後みんなで見てから帰宅。肩を落としていたが、気を取り直して20時から日本戦。楽しみが2倍でよかったね。オー バモニーポン ニーポン ニーポン ニーポンの応援歌と太鼓の音がベルギーのテレビから聞こえてくるのを「あぁ、日本だ〜」と悶えていた。

W杯といえばベルギーは町中国旗で溢れかえるほど熱狂するが、カタールの人権問題でボイコットする人や企業が多く、パブリックビューイングもチケットが売れず中止が相次ぐ。国旗を掲げる家や車は皆無、企業キャンペーンも殆どやっていない。2002年日韓W杯からここで経験しているが、こんなベルギーは初めて。敗退で静かなまま終了した。

私も13歳児も牧場に響き渡る絶叫。はっっ!!お隣さんのW杯は終わってたわ…と気づく。お隣さんごめん。13歳児はアディショナルタイムになるとテレビを直視できず、突然でんぐり返ししていた。

日本だとカタールの人権侵害問題は、さらっと流されてますねぇ。勝負と社会問題は別というか、面倒なことは楽しみで覆い隠す感じがW杯でも、という感じ。
これってもしかすると、災害が多い国に住んでるからかも?とふと思いました。

フォロー

「災害が多い国に住んでいるからかも」説。なるほど。その頭はなかった!あちこちで災害が多すぎて、楽しみで覆い隠さないと気持ちが疲れて保っていられない部分はあるかもしれない。
ベルギーのニュースで「2016年に自転車ロード世界選をカタールでやってたのに?なぜ今回のサッカーだけ?」という話もしていましたね。要するにベルギー人もこれまでカタールという国に無関心だった。
以前、夫が代表監督としてツアーオブカタールやツアーオブオマーンに行っていて、現地コーディネーター(そういう労働者は外国人)と仲良くなったり、実は大会ホテルの外に設置されたメカニックピットにはどこからかビールが毎晩振るわれていたり…いろいろ聞いて驚いたけど、自転車界は男性社会、夫も男性だし、UCIと連盟に守られている旅行者だったから表面的にしかわからないんだろうねと当時話をしたのを思い出しました。

行ってみないとわからないこともありますよねー。個人が発信しやすくなったことで、今まで伝わらなかった部分が可視化されてるなぁというのは感じます。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。