⚠LITTLE BITE BONE LITTLEのネタバレ ソファに座って、頭を抱えて考える
額を押さえて、思い出していた。記憶の奥底であえて埃を被らせていたもの。数年前に交わした、不謹慎な約束のことを思い出していた。
今の俺に鹿子三葉を殺すことはできない、と確信させる感情が胸中に押し寄せて、呻いていた。
三葉や栞のように思慮深くも、白鷺のように聡くもない自分が、鹿子三葉の心中を推し量れるなんて、昔も今も思ったことはない。これっぽっちも。
ただ、あの頃の俺たちには確かに、やりようのない怒りや虚無感や、深すぎる悲しみと未来への絶望があった。暗闇の中を捨て鉢に走るような俺たちでなければ、あんな約束はしなかったはずだった。あの約束は、覗き込んだ深淵の証左だ。
それが、今ではどうか。
目の前に座る男の膝が、視界を覆う手のひらの下から見えている。
映画を観て語り、うまい飯を食って笑い、買い物をして、なんの根拠もない神頼みの結果に胸を撫で下ろしている。奇妙な邂逅を果たした男は今や、当たり前の友人として目の前にいる。
無理だ、と改めて思う。そのことが無性に悲しくて、情けなくもあって、……同時に、約束を"違えられる"ことに、安堵してしまってる自分がいる。
理人がヴェルネ行ったら……のIFを考えるためだけにヴェルネの配信見る説はある 何にも活かされていない子どもの頃は聖歌隊所属だった設定
みちるに冬服を着せる季節が終わってしまう……スタンドカラーのブラウス……ラコステのクソデカワニが刺繍されてる紺色の古着スウェット……タータンチェックのロングスカート……オフホワイトの靴下……Tストラップのマーチン……上着はPコート……みちるはバケハ似合わないからシンプルにキャップかニット帽がええなあ……
死んだ人間への情の向け方、花撫は(そういうコンセプトで創った男だからってのもあるけど)「ちゃんと覚えてるよ」って言うし実際墓参りとかマメにする方で、コウは(アングラなシナリオ出身だからってのもあるけど)「大事だけど忘れたこともある、人間だからしょうがないしこれからも忘れる」ってスタンス
自探の話するばしょ。自探への肯定感強め・妄想濃いめ。ひとりで砂場遊びをしたいので、フォローバックをしていません。フォローはじゆうにしてください。