yannyanya @yannyanya@fedibird.com

いくら何言っても、根幹が「人の言うことを年齢によって評価することを推奨する」ことでしかないので、単なるエイジズムだよ。自分はもう自称もやめてこうって思った。

いや、自分も自分でおじさん、おっさん、なんならジジイ、くらいは言うんだけれど、それって「ラク」だからやっちゃってて。で、それって何かって言ったら、ジェーンスーがオーバーザサン言うのと同じようなことよね。個人の処世術は否定せんけれど、すべてクソみたいなエイジズムだし、ジェンダーと絡んでることですよね。

自分もすんごいそこらへん適当にしてたんだけど（別に自分がおっさんと言われることに傷つくことそんなないので）、昨日トーマスの動画見てたら「おっさんと思われたら終わり」ってものすごい強迫観念感じてる！だからその抵抗への投資は惜しまない！って言ってて、目が覚めた。

すべての差別に反対！とか言って、ルッキズムもエイジズムも反対！とか言って、それでも「おっさん」みたいな言葉に侮蔑込めるんでしょ。たいそうな「反差別」ですこと。

映画『怪物』を見てカンミさんと話しました。よければ聞いてください。かんっぜん「ネタバレ」気にしてないやつです。

"『怪物』を見た" by パフェと肴. https://podcasters.spotify.com/pod/show/parfaitetpoisson/episodes/ep-e25n3p2

こういうのを見ると（きちんとした）批判って意味があるんだな。多分SNS軽くとはいえ追ってるんだろうし。

是枝監督、『万引き家族』の安藤サクラとリリー・フランキーのシーンが批判されたことで、当事者たちにヒアリングして、インティマシ―コーディネーター入れたんだ。ちゃんと検証して、変えてってるんだ。ちゃんとしてんじゃん。

三成！！！！！！
#どうする家康
https://twitter.com/nhk_ieyasu/status/1669193012918747137

「真実なんてわかんないよね」じゃなくて「これくらいの視点ないとわかんないよね。あ、これくらいっていうのはオレくらいの視点ね？」になってる。是枝監督は『誰もしらない』だけ見たことあるんだけど、あれも当時見て「誰も知らないことをお前＝監督は知ってるってことね」と引っかかった覚えがある。相対化じゃなくて「絶対視点」が引っかかるという見方もできる。

カンミさん @pantabekanmi とのポッドキャストでカンミさんが「是枝裕和はどこか神視点」と言っていて、それでずっと考えてたんだけど、確かにこれ「人にはそれぞれ事情がある」「見え方が違う」みたいな相対化のように一見取れるけど、どちらかというと「それらをすべて見ることができて編集もできて、なおかつ視聴者をミスリードして、真実を明かすこともできる万能の神、兼、魔術師」が是枝になってるんだよね。実は相対化の真逆。