「マークオブザデビル」を見た
すごくベーシックなエクソシスト者かと思いきや、途中から突然、共依存のやつれたヒゲのおじさんと兄やんの共依存めいた擬似親子執着ものに変貌する
説明も何もなくただヒゲのおっさんふたりが路上で抱き合い「お前を失うかと思うと……」とかって泣き出すので、視聴者は完全にぽかーんとその湿度に置いて行かれてしまう
よくわからないまま湿度最強でふたりの世界が繰り広げられて、最初の頃のエクソシスト雰囲気はさらっと片付けられてエンド
なんか……なんていうか、説明しきれてなさと、脚本の流れをぶった切る登場人物たちの描かれ方の濃度の差が、「秋田書店」感がある……なんかある意味で懐かしい感じの脚本でした