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ジム・カヴィーゼルの主演した陰謀論Qアノン映画の話題がちょくちょく流れてくるけど、かつてパーソン・オブ・インタレストでファンだった身としてはつらい

まあメインはどっちかというとルートとショウさんのファンで、リース君とフィンチはかなりどうでもよくなってはいたんだけど……ただ、作中でそういうふうに誘導されたので、あれどういうことなのかなとは思ってて、ずっと違和感はあった

リース君はあれほど魅力的な外見の俳優なのに、何故か常に同じトーンで、笑うと妙に印象が崩れる(整った印象が一気におかしくなる)な? とか、俳優自身のバックボーンとかがキャラにまったく活かされないな? とか(洋ドラあるあるだけど、リース君だけあまりにもなくて違和感があった)

ショウさんとルートがどんどんピックアップされていく中で、リース君と他のキャラの関係がさりげなく物理的に(要は役者さんたちが撮影現場を一緒になりたくなかったんだろう)離れていくのも奇妙だったし、撮影秘話みたいなのでまっっっっったく他のキャストがリース君に言及しないのも不思議だった

普通洋ドラ洋画はキャストが絶賛し合って興味を引こうとするもので、キャスト同士は親友や準家族扱いになることも珍しくないのに、リース君「だけ」誰も言及しないの、本当に異常だった

なので、ああ、何かあるんだろうなとは思ってたけど、正直フィンチの人がゲイフォビアで、そういうふうに受け取られてるファンダムが気持ち悪いのかな? って思ってバックボーンを見たら、どうもそういう感じでもないし、リース君のキャラに深みがないのは、正直完全に悪口ですけど、この人顔はいいけど頭空っぽタイプ(ごめん…)のあんまり中身のない人なんだろうなと思ってそこまで深く考えてなかったとこある

それで撮影終了してドラマが完結してからの「もう二度とこのドラマは作りません何故なら……」で、本当にひどい話が出てきて、本当にがっくり来た
本当にひどい話で……

ルートとショウさんでの続編も考えたんだろうけど、まあもうすっきり終わらせようってことになったんだろうなって納得できる話ばっかりだった
違和感の全てに説明がついた

人種差別、女性差別、あからさまな憎悪と見下し、侮蔑、そもそもなんでそんな俳優をキャスティングしたのか、キャスティング担当と責任者を問い詰めたいレベルだった 俳優さんたちの安全のためにさっさとキャスト変更するべきだったと思うし、今後も彼の映画や作品を見ることは二度とない ジム・カヴィーゼル

かつて彼の作品を楽しんでしまった人間として体験談をここに残しておく

でも

でもですね……

ルートとショウさんのケミは本当に素敵なので、女二人の楽しい殺し合い含む友情と恋とセックスが好きな人にはPOIは絶対オススメしたい……
敵対から始まる関係で、いつの間にか惹かれ合って、最終的にはちゃんとセックスまでするでこぼこバディで、しかもめっちゃ強い女ふたりって滅多にない……

ショウさん役の人は「Lの世界」や「シカゴ・ファイア」でレズビアン役だったし「赤と白とロイヤルブルー」でも大統領ママの執務官やってたお姉さん、ルート役のエイミー・アッカーはX-MENのギフテットの善人役に選ばれてるので、少なくとも差別者ではないはず

とにかくRoot&Showさんは最高だけどジム・カヴィーゼルのせいでケチがついて本当につらいという話でした
Shootは最高だぞ……

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