内容としては、きっちり小学生程度の(多分)子供向けとして作られていながら、大人の鑑賞にも耐える、貧富の差や社会構造に真っ向から視線を向ける丁寧な物語だった
悪役も説得力があって生々しく、世界観のリアリティを増してる
まあ子供向けなんで残忍な描写は不自然に抜かれてるけども(目撃者を口封じするだけで丁寧にお繰り返して殺さないとか)
映像は美しく、様々な見た目のアフリカン・アメリカンたちのデフォルメされた描かれ方は、前髪の産毛が額に張り付く様子まで描かれていて、「白人基準でない」ことをしみじみと感じさせられる