今日はオカモトコウキさんソロツアー千秋楽ということで、先日私が見た札幌公演の感想をぼちぼち…。
ソロの2作品はシティポップの文脈で捉えられていると思うけど、前日に見た堂島孝平さんと比較して、弾き語りにおいてはポップよりもロック色の強い人だと思った(ロックバンドのギタリストなので当たり前である)。でも日替わりカバーでやってくれたサニーデイ・サービスの"baby blue"の良さは後世に語り継ぎたいレベルで、本人も度々言及する渋谷系のルーツも強く感じた。とにかくあの曲はまたやってほしい。私が大富豪だったらカバーアルバム制作に巨額の資金を注ぎ込むのにな。
ソロの新曲もバンドの新曲もやってくれて嬉しかったけど、なんだかんだダブルアンコールでやってくれた"Sprite"に1番グッときてしまった。"夜を焼き尽くす好きってこの気持ちには諦めがつかない"- 2022年は個人的に変化の1年で、好きなものを諦めなければならないような気持ちにかることが多かったけれども、やっぱり諦めるなんて無理だなあ。1番好きなバンドであり1番好きなギタリストだと改めて思った。