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「誰でもトイレ」に置き換えれば、このような女性への暴力はなくなるだろうか? 米国リベラルのスタイルにのっとって女性を女性と呼ばず「子宮所持者」「授乳可能な人」「座っておしっこする人」などと呼べば、数千年間続いてきた女性への暴力が解消されるだろうか?
普段から大局が見えてる人、議論の場で最初に口火を切る人、問題解決の意思のある人にチャンスは訪れるものだ。男たちの偏見と閉ざされた競争の場に対抗して、女たちが普段から「でしゃばるべき」なのはそういうわけだ。
あとがきに韓国の選挙について書かれている。保守派の政党が女性嫌悪を選挙戦略としたと。それに抗ったのが20.30代の女性たち。メディアと政治が無視しようがしまいが、女たちが怒り、声を上げ、必死の思いで投票したからだと。
韓国から学ぶこと沢山ある
女性には自分だけの党が必要だ
この章も全てよい!
「女性の政党は長年の夢でした」
私が出会った30年のキャリアを持つ政治家の言葉だ。その一言にどれほど多くの女性の挑戦と限界が込められているかと思うと暗い気持ちになる。と同時に胸がいっぱいになる
女性たちが決定的瞬間に後ずさりしないことを願う。「私の身体がこう判断するのはら家父長制的な 女らしさ が刷り込まれているせいだ、向いてないからじゃないし、実力が足りないからでもないんだ」
深呼吸して、自分の中の恐れと抵抗をじっくり観察して
社会全般にわたる民主主義的女男同数採用、同一労働同一賃金、男性育休義務化と良質な公共育児制度が実現してはじめて、女性にとってより進歩的な結婚も存在し得るだろう
科学に根拠を置く社会的議論と女性当事者達の意見の反映なしに、どんな資金を背景にしたどんな勢力がIOC、国連など国際機構でのロビー活動を広げているのか。各国の性別を基盤とした法体系をどう変えようとしているか両目を開けて対応していく必要がある。
男性が手術もなく法律上の女性となる可能性も鑑み、すでに女性嫌悪犯罪のターゲットとして男性による侵入、暴力の被害にあっている女子大学の安全性がさらに脅かされるのではと懸念する意見もあった
今の日本と同じだ
女性は、依然として社会的、経済的マイノリティであり弱者階級である。女性の体で生まれたというだけで国籍、人種、階級、学力、結婚しているか否か、障がいの有無、性的指向を超えて各種性犯罪のターゲットとなる。
集団としての女性は安全という基本的な権利さえいまだ手にしていない
女性の課題に集中するということは、女性、すなわち最多数である弱者の権利を包括的に追求するということであり、それこそが女性の党の設立目的である。
わかる。私もそう考えるようになった。
男性に有利に傾いているのが明らかな競技場でも、一部男性は客差別だと主張する。統計と事例をどれだけ目の前に突きつけても、女性差別を内面化した者たちは依然として女性が差別されている状態を(平等)と認識している。
女性の党には「レズビアン人権委員会」がある。セクシャルマイノリティを嫌悪しているという疑いは虚偽に基づいた名誉毀損に近い。
これだけハッキリ言える政治家って日本にいる???
ゲイ、トランスジェンダーに直接暴力をふるい差別をする主体が男性集団にもかかわらず、男性に責任を問うより女性に解決を要求するその行為もまた一種の女性嫌悪にすぎない。
これを言える日本の政治家いる?
女性を「利己的なマジョリティ」の位置に追いやり、安全、住居、労働の基本を求める女性の口をふさがんとするバックラッシュなど成功し得ない。
そうです。私です。複数のSNSが使いこなせません。平和外交で戦争回避を。