「関わりたくない聞きたくない。責任なんてとりたくない」(浅川)

パンドラの箱が開き
災いが蔓延っている中
本当に其れで良いのか?という
渡辺あやからの問題提起であり

「わかりたくありません!おかしいモノはおかしい」と
浅川を見ている人達を戦いに挑ませる
火蓋が切って落とされた

「日本人向け好感度戦略は意味のある事を言わない。嫌われる原因はいつも意味」
神崎も

週刊誌に暴露され陥落した
浅川もアナウンサー

アナウンサー程
好感度を保ち且つ社会問題と向き合う象徴はない
渡辺あやが社会と闘う覚悟の象徴でもあるのだ


ドラマが政治に斬り込み戦ってくれた!希望がある!

其処で思考停止してはダメなんだ

奴隷番号義務化 軍事強化 汚職腐敗欺瞞に満ちたセージとホードー

絶望に満ちた社会で
希望の糸を手繰り寄せる為に考えないとダメなんだ

渡辺あや曰く
“ドラマで世界を変えることは出来ない“のだから

#エルピス
森友って言った政治家そっくり
見てる側が大丈夫?打ち切りになる?と心配する
この国の表現の自由が隅々迄奪われてる事の方が心配になるわ

イギリス王室を描いたザ・クラウン
アメリカ政治を描いたVEEP

海外では普通に表現出来る事だよ?

自由は奪われ続けてる
目を覚ませというドラマよ?

(本編無関係)
希望と聞くと思い出し
希望を感じ暗記した文章がある

『貴方の考えには希望がある
暗闇なんかじゃあない
道が一つしかなくても
其処に微かでも考えがあるなら
其れはきっとうまくいく道』
ジョジョの奇妙な冒険6

台詞の“呑み込む“=“考える“で
其処に希望があるのだろうな…


拓郎(眞栄田郷敦)の純真さは
自然と滲み出てくる育ちの良さと
勿論演技力の賜物

渡辺あや
「拓朗の様に善良だけど何の危機感も問題意識も感じてなかった人がきっかけを得て戦うことになったらどう変化していけるのかを書きたい」

今後拓郎が戦いにより
どんな変化を遂げているか楽しみだ

とは
パンドラが人類に災いを広げる為
でも希望を残す為
地上に送られた初の女性だった事が主人公浅川が女性(長澤まさみ)である事に繋がり

ギリシャ神話本来は
パンドラの“箱“ではなく“壺“だったとの事を渡辺あやが知らない筈も無く
壺にも深い繋がりがあると思う

天才はタイトル迄天才


勿論渡辺あやだけで無く
監督大根仁 音楽大友良英 佐野亜佑美P
キャストスタッフ全ての方々が
このドラマの為に闘ってる
鈴木亮平が
「テレビで働きテレビを愛する故に今のテレビの在り方に違和感を持つ人達がテレビ局を舞台に物語を作る。その事に意義がある」と
闘いに挑む姿勢に拍手喝采

「今の人達は痛いとか怒りとかそういうネガティヴな感情に対する“消化酵素”が損なわれているんじゃないかという話をした事がある。だから今はドラマでも重たい話は見てもらえない」(渡辺あや)


社会問題をかなり消化しやすくしつつ
ズドンと見応えのあるエンタメに落とし込む流石の製作陣

渡辺あや
「ジョゼと虎と魚たち」で障害者
「メゾンドヒミコ」でLGBT
「ワンダーウォール」で大学問題
「カーネーション」で女性の自立
「今ここにある危機とぼくの好感度について」でコロナ禍オリンピック

で民放初執筆
社会問題に危機感を持ち筆を持つ
日本ドラマ界に残る彼女こそが希望


渡辺あや
「ドラマは疲れている人も見やすい様に階段をつける。
でも社会問題を私は此処まで考えたので後は一緒に考えましょうと提起する物を書きたい」と

インスタントに答えを導く必要は
今作では無い

グサグサ心を刺され
目をこじ開けられ
思考停止から脱却させられるドラマなのだから


渡辺あやは「社会について常に危機感を持って書いてる」と
更に
「○○政権が絶好調だった頃幾ら書いてもお蔵入りになった。紆余曲折を経ながら進めてきた企画も会社の上の人が過剰な反応をしてた」と語ってた

社会と闘う天才脚本家が
国家権力に楯突いていく物語を紡ぐ
贅沢で至福な3ヶ月

渡辺あや
「私のドラマは結論が無い問題を自分なりに解釈したので後は皆様でお願いしますという相談」

好感度第一
失敗が許されないこの国で
陥落した主人公が

冤罪を覆す確率0.1%の国で
国家権力に楯突いていく

微かな希望が残る社会に在る
問題を飲み込まされる
渡辺あやからの挑戦状


冒頭台詞
「善人でも戦う時が来たのだ」
松尾スズキが冗談めかして語ったが

キング牧師
「最大の悲劇は悪人の暴力では無く
善人の沈黙である。 沈黙は暴力の陰に隠れた同罪者である」から来ていると思う

渡辺あやは“今ここ“でもこの言葉を引用してた

善人も戦え!強烈なメッセージ!鳥肌


私の神達降臨で感動して
1話で泣いてる

カッコいい
痺れた
惹きこまれた1時間15分

渡辺あや
大根仁
大友良英
そして
佐野亜佑美P

本気の戦いを見せてくれた事に心からの感謝を!
ありがとうございました!
本気が届きました!
伝われ!


宮藤官九郎は「1週間で連ドラ1話分のつもりで書いた」と言っていたが

1週間分で約1時間半✖️26週
26話分の連ドラと考えても
ちょっと長いけど…
を見る前に是非

大正から2011年までの時代描写も見事で
戦前戦時中の空気感が
不穏にも現代と似ている…


「この子が大きゅうなる迄平和で何にも起こらんといいな」
「国民搾り上げるだけ搾り上げてひもじい思いさせて戦争なんて勝てるかっちゅうねん」
「うちら戦争なんて初めて貰わんでも十分機嫌よう暮らしてたんや」
「人間をボンボン石炭みたいに燃やして国は何がしたいんや」
渡辺あやの代表作より


脚本家“渡辺あや“

私はこの国で一番の天才と呼ぶに相応しい脚本家だと思ってる

映画「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」等メジャー作では無く

ドラマは全部NHKでご存知無い方も多いかも知れない…

でも
渡辺あやは私にとっては“神“

神が民放に初降臨という事で1人胸熱

#エルピス
何故『希望あるいは災い』?

パンドラの箱に希望が残ったから
災いの中でも人は生きれるとポジティブにも捉えれるが

太宰治は「パンドラの匣」で“絶望では無く希望によって人は欺かれる“と
希望がある故に生きざる負えないと捉えるとネガティヴにもなる

製作陣と見る側で考えて行く案件

とは②
パンドラが人類に災いを広げる為
でも希望を残す為
地上に送られた初の女性だった事が主人公浅川が女性(長澤まさみ)である事に繋がり

ギリシャ神話本来は
パンドラの“箱“ではなく“壺“だったとの事を渡辺あやが知らない筈も無く
壺にも深い繋がりがあると思う

天才はタイトル迄天才

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