八王子市夢美術館、アルフォンス・ミュシャ展行ってきました。
思ったよりもボリュームがあり見応えはある。ただ、綺麗で美しいけれど、それだけという感じはした。
音楽に喩えるなら、バロック音楽の小品をたくさん聴かされる感じで、一曲で価値観を変えてしまうベートーヴェンのようなインパクトはなくて。デザインや構成という面では興味深い点もあると思うが、画家の真に描きたいものよりは、受容者の好みに迎合した芸術という気がしてね。(好みの問題ですので、お好きな方は気を悪くされませんように)
日曜ということもあって、それなりに混み合っていました。ミュージアムショップのグッズは多種多様で、こういうものこそミュシャのデザインの真骨頂。女性客中心に良い売れ行きのようでした。