限界の足音に追いつかれる直前にちゃんと逃げ出すことができた、えらい
イ・ランのコミックエッセイ。大好きな韓国人アーティスト。
20代残り半年切ったいま再読して、身につまされている。
よのなか、「趣味でもフリーの仕事でも、情熱を持って始めた取り組みが長続きせず企画倒れのまま放り出すひと」って本当に多くて。
そのような人と接するたびに、20代の僕は表向はにこやかに、内心修羅のように憤ったりがっかりしていたのだけど(僕は新卒の年に高橋まつりさんの件があったことも影響して電通的なマッチョな世界観を唾棄していたはずだが、「取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……」というあの教えを知らず知らずのうちに内面化していたのか……?)。
30代を前にライフイベントがいろいろと襲ってくると、こりゃ止むなしだよなぁ、と感じる。自分の見識の浅さ、思慮の至らなさを恥じるばかりだ。
毎日しんどいけど最高で最強のこいびとがいるので昨年よりは精神的に健康。まじで去年よく生き延びたと思う。今年と同程度かそれ以上の負荷がある平日をこなしながら婚活頑張ってた(合間に祖父の死とか色々ライブイベントもあった)下半期は特に超人的な頑張りだった
縮減