わたしにゆるされた特別な時間の終り 

29歳の最後の季節はこいびととの2人暮らしを前に進めるための活動と、相変わらず苛烈な仕事との中で簡単に過ぎていってしまいそうである。
そんなふうに全て忘れ去っていきたくはないから、今夜は20代を振り返る気分になっている。大きく前半後半で分かれる。

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わたしにゆるされた特別な時間の終り 

20代前半(2013〜2018)

【印象的な出来事】
①軽井沢スキーバス事故の1日前に、事故を起こしたバス運行会社のツアーで野沢温泉村に行く。生きていることが当たり前でないことを知る(2016)
②キツい部署に当たってしまった新卒2年目、
動物園を心の支えとするようになる(2017〜)
③単身ベトナム旅行。ひとりでどこにでも行ける自信がついた(2015)
④演劇のおねーさんにガチ恋。当時の僕の姿は「厄介なファン」そのものだったかも知れない。すみませんでした。(2013-2014)
⑤「人生の文脈を交わす会」への参加と主催者、iminoyamai君のネット炎上。(2015)
⑥初めて長期間女の子と付き合う。上述の「人生の文脈を〜」で知り合った。いい子だったけど、お互いに覚悟がなかった。遠距離の末気持ちが離れ自然消滅。あっけなかった(2015-2018)
⑦富山県赴任。第3の土地での生活は新鮮だった(2018-2019)
⑧社会学に熱を入れて取り組む。他大学にも積極的に顔を出した(2013-2016)
⑨三田祭出店。4年次の2015年は筧美和子さんの前で紙飛行機を飛ばすパフォーマンス等をしていた(2013-2015)
⑩新卒1年目。ギャップにとにかく苦しんだね(2016)

わたしにゆるされた特別な時間の終り 

20代後半(2019〜2023)

【印象的な出来事】

①動物園きっかけでの詩人、うみのひととの交遊と、死の報せ。たぶんずっとこの喪失体験は忘れないだろう(2019-2021)
②コロナ禍での通話アプリmocriを通じた交友。今も縁が続いている人もいる(2020-2022)
③霊長類フリーマガジンを発刊(2020-2021)
④動物園繋がりで作家・絲山秋子さんに桐生を案内してもらう。その時話した内容は「黒蟹県」シリーズの挿話に登場するようだ(2022)
⑤これも動物園繋がりで元アイドルグループ「虹のコンキスタドール」の奥村野乃花さんからインタビューを受ける(2022)
⑥ライフステージの変化に焦りを感じ始めマッチングアプリ地獄に落ちる(2021-2022)
⑦コロナ禍で何気なく連絡をとった大学時代の先輩(学芸員)との文通。このひとにもかつて振られているけれど手紙を通じ「よいおともだち」になれた(2020-2022)
⑦「まじめな会社員」読書会。自分のしんどさを言語化するいい機会だった(2022-)
⑧祖父の死。旅先の広島で知らされた。「色々許される最後の季節」が終わった気がした(2022)
⑩こいびとと逢えたこと。いろいろあったけどいまは前を向く(2022-)

わたしにゆるされた特別な時間の終り 

2022年激動すぎでは。本務もポジション変わってゲキムだったし、よく乗りきったね

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