19歳の春が来て、五反田にゲンロンカフェができて、まだイベントもやってなくて、東浩紀の蔵書を読みに通っていたときに演劇のおねーさんと知り合わなかったら、東京に心を殺されて人を信用するという行為が一切できなくなっていたかも知れないな。
あの時期ゲンロンカフェにいた人には今ではどこで何してるかわからない人も多数いる。今もまだ第一線にいる演劇のおねーさんは稀有な存在だけど。
宮台真司のトークイベント後、隣に座っていたおじさんと楽しく談笑してTwitter教え合ってプロフを見たら聖教新聞の編集部員だったこともあった。
さすがに19歳の僕はビビり散らしたけど、入信も選挙協力も求められなかったから「あんなこともあったな〜」って振り返ることができるけど。
「何者でもない」状態って、やっぱり、怖い。
生前のはるしにゃんとゲンロンカフェのあの狭いエレベーターですれ違っていたかもしれないという事実