深夜の創作メモ
同じテーマを扱っている連作短歌「うみテラス」は、私自身の主観が色濃く滲み出てしまっている。良くも悪くも。書かなかったこと、書けなかったこともある。詩人に対して恋愛感情なんて抱くもんじゃない(少なくとも一方的な入れ上げという形では)、と思うこともあったけど、一生忘れることはできないって思う。新しい人生の門口に立っている今も。
https://note.com/nostalgia_zoo/n/nad67c44d3db0?magazine_key=m8d21018a4011
深夜の創作メモ
ニュースで取り上げられる無機質なレポート。「女性」という大文字の主語で括られた自殺者数。
僕自身が日常に翻弄されながら取りまとめている様々な資料と地続きでもある、その内数の「1」に彼女が生き、幕を引いた生が含まれていること。彼女の生のほんの一部分、美しい部分だけが僕の人生のある数日間に照射されていること。
あのひとを通じて、統計上数字に還元されてしまういのちのふくらみを知った。
数字の背後にあるものは何なのか、剥き出しのゼロ地点で知った。