あたまぱっかんバーミヤン🍑 

私は双極性障害の診断を受けているわけではないが、ハイな時期の気分の亢進や浪費癖、ローな時期の沈鬱さや思弁性など循環気質を疑われるエピソードが多い。
元々学生時代から日照時間の少ない11月末〜2月は気が塞ぐ季節性の抑うつ持ちだったのが、就労して睡眠時間が削られるようになってから通年で気分のアップダウンがあらわれるようになった。
衝動的に日本中の動物園や水族館に旅をしてしまうのも、ある意味では症状の発露と言える。

大人になってから惹かれた作家も躁鬱の人が多い。開高健、中島らも、絲山秋子、坂口恭平……。
中でも絲山秋子先生の『絲的ココロエ』と坂口恭平さんの『躁鬱大学』は循環する気分の頂と地底にあるとき道標になってくれる座右の書だ。
絲山先生とは動物園がご縁になってご一緒させて頂いたこともある。パワフルで明朗な人だった。しかし同時に底つくことのない深い井戸を心の中に掘り下げていることは、作品を読んで理解した。

フラットになれたらいい、と何度も願った。就労時は軽躁状態が上手くハマればホームランも打てる。その代わりハイが極まりすぎて集中出来ないこともあるし、鬱で周りの人すべてが偉く見えたりする日は簡単なことでもすぐ間違える。
それでも、この操縦しにくい身体を乗りこなしていくしかない。

フォロー

あたまぱっかんバーミヤン🍑 

冷静に考えて、僕の進学実績もたまたまハイな時にすべてが噛み合って特大ホームランを打ったようなものなんだよな

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。