『災厄の町 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-12)』エラリイ・クイーン 

『災厄の町 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-12)』エラリイ・クイーン
図書館より。先に2作めのフォックス家を読んでしまったので、逆順になりつつ読んだ。
国名シリーズのイメージが強いエラリー・クイーンだが、このライツヴィルシリーズは大分雰囲気が違う。ロジカルな厳密さは残しつつ、登場人物たちの心理的な面に深くスポットライトを当てている。やりすぎではと感じるくらい。
ミステリー的な面では、今回は非常にシンプルだったが故に、真相もシンプル。フーダニットは予想的中。ホワイダニットが全然わからなかったが、解決を見て納得。この正体は全くわからなかったし、非常にスッキリした。最高の経験だ。


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ミステリの楽しみ 

本格推理をちゃんと推理して、「よっしゃ的中!」というのもとっても楽しいし、
「これはやられた!」となるのもとっても楽しい。
「こんなんわかるわけないやろ!」もそれはそれで楽しい。

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