同志少女よ、敵を撃て
優れた狩人であったセラフィマが狙撃兵として才能を開花させ無双するんじゃないかとか、幼なじみと再会して多少はいい感じになるんじゃないかとか、そういう私の楽観的な(お決まり的な)予想を外していった さーせん…
印象的なシーンの一つが「そんなことするなら死んだほうがマシ」だと噓ではなく語ったはずのミハエルが女を襲い、それをセラフィマがためらいなく撃つところ 「敵を撃て」の敵とは何なのかが揺らぎ移り変わり、ここで明確になる
最後に実在する本「戦争は女の顔をしていない」に繋がるのもよくて そちらも読みたいですね