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思い出しキレなんだけど、nhkで昼にやってるサラメシで昔、確か社会人なりたての女の子が朝からお弁当作ってるのを撮影してて、一品作ったフライパンを洗わずに拭って次の品を作り始めたのをあのナレーターが「えぇ！？洗わないの！？」って馬鹿にしたみたいにしばらく言ってたのがすごくむかついた。お前は朝の忙しい時間に何品も弁当作ったことあるのか？？これがどんだけえらいことかわかんないのか？？って。あの番組って、社食や自炊はまだいいとして、奥さんが作った丁寧なお弁当を食べる夫がそれなりの頻度出てくるけど、それにすごく違和感を感じる。それを作った奥さんは画面に映りもしないし、忙しい中どんな気持ちでそれを作ったのかも知りようがない。ただ夫目線の一方的な感謝コメントが述べられて、良い奥さんを持った夫を褒め称えるような雰囲気で終わる。(まあ今の時代なら夫婦逆パターンもあるかもしれないけどそれでも)家事が透明な労働であることをあまりにも象徴的に表してるシーン
以前ツイッターで、外国人はとりあえず日本食を褒めておけば日本人の機嫌を取れる、みたいな話をしてた人がいたけど、日本人の食に対する(私からしたら)異様なこだわりが、あの番組から滲み出てる気がする。今日日ゆっくりお弁当作れる人間がどれだけいるんだろうと思うし、忙しいなら手の込んだお弁当なんか作る代わりに、どこかで栄養あるもの買って食べて、家族の時間なり自分の時間なりを楽しめば良いのに、と思ってしまう。もちろん時間が余ってる人や、食に強いこだわりがある人はいいと思うけど、そうでもないならこんなに自炊してどうするの？って。お弁当っていつまであるんだろう