糸井重里。
彼のMotherシリーズを私はかなり好きだった。多分、今プレイしてもとても好きだと思う。
Mother3が特に好き。
社会に対する批評でもあるし、描ききれないくらい大きなものを描いた作品だと思っている。その評価は変わらない。
なので、今の彼の「丁寧な生活」以外に視野が存在しないスタンスには、出会う度にいつもびっくりしてしまう。
Motherを書ける人間と、身の回りだけで生きていこうという主張は、どうしても私の中で一致しないのだ。
答えはわからないけれど、ほぼ日で「丁寧な生活」を商品にし、自分の生活を商品にするうちに、それを内面化してしまったのかなあ。演じている役割に食べられてしまったというか。