「君たちはどう生きるか」見た
未だに映画館でやってたので見てきました
「純粋な石を積み上げて君だけの平和で争いのない豊かな世界をつくろう！」って機会を与えられて、「自分の中にも悪意がある」って認めて嫌なこともある現実世界に帰ろうとする眞人は偉いな…わたしだったら箱庭に籠もっちゃうかもしれん…と思ったけどインコに刃物持って追いかけられる世界も大概だよな
でもこの宮崎駿の態度はかなり信用できるなと思っていて現実社会でどれだけ嫌なこと目を逸らしたいことがあっても全部リセットまっさらやり直し！ってまあ出来るわけなくて(個人の人間関係なら切れるかもしれないけど背景に社会問題があるような場合はそうはいかない)、ままならなさを抱えながらも向き合ったり奮闘したりたまに逃げたりしながら生きてかないといけないしそれが社会に参画する人間としてのあるべき姿なんだと思う。宮崎駿、ネット上ではヤバクリエイターみたいな扱いされがちだけど全然まともじゃん…
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「君たちはどう生きるか」見た
ヒミが過去の眞人の母親で、眞人に「あなたみたいな良い子を育てられると知れて現実に帰りたくなった」って伝える台詞(うろ覚えだけど)があって、スパイダーバースのピーターとマイルスを思い出した
ピーターも生まれてくる子が自分みたいになったらという恐怖があるせいでMJに向き合えずにいたけどマイルスとの出会いを通して子どもを持つ決心をする
ここに共通している出産や子育てを基本的に大変なもの・良い結果が得られるか分からないものと捉えている価値観が好きだな〜と思った。出産わ子育て=良いこと、幸福の象徴みたいに語られることが多いから
