FLEEみた②
はじめてのゲイバー、きらきらした世界とはじめて安心できる場所として出てくる映画いくつか見た。私はお酒があまり飲めないし行ったことはないけど、隠さなくていいっていうのは息がしやすそう(Aろまはびみょ〜か?)この映画でもその日は帰らなかったね!って楽しそうに話していた。
1度目の密入国に失敗して、ロシアへ送還されたり(あんなに怖くて苦労したのに……!)とかそのロシアも体制が変わったばかりで貧しく警察も腐ってて……とか、最終的には未成年の彼ひとりきりで予定外のデンマークに密入国、難民としてもらうために家族のことはずっと誰にも言えなくて。ここまでしてくれた兄姉のために成功しなくちゃという気持ちで恋人とギクシャクしたり。
故郷とは、ずっと居ていい場所。というのがキャッチコピーになっているけど、これは冒頭で監督から彼に聞いて返ってきた言葉。安心して、逃げなくていい場所。彼にとってデンマークがそうなっているかは、わからない。でも最後は恋人とふたりの家を決めて、未来を育てようと言われる。今はそうだといいな。(翌年結婚され、残りの家族もロシアから出てこれたそう)
この大変な半生でもきっとかなり幸運なほうなんだろうな。こうは行かなかった人たち、日々ニュースで耳にするよな…… #映画