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『書楼弔堂 待宵』京極夏彦著 ネタバレ感想 

書楼弔堂シリーズ読むの6年ぶり?なのもあり過去2作の内容は全然覚えてない。
途中で弥蔵さん見廻組だろうなとは思ったのだけどもう一捻りありましたね。
斉藤さん永倉さんの話はすぐに気付けたの嬉しい。
利吉どんの存在にだいぶ救われたな…。
明治の世の中で、自分のしてきたことは何だったのだろうと苦しむ元佐幕派の話は読んでいて苦しい。
変化した常識のなかで、過去のあれは間違っていたと認識できる弥蔵さんはすごい。だからこそずっと苦しんでいるのが辛い。
蓋を取った思い出と新しい同居人と一緒に穏やかに長生きして…。

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