Gareth Rubin "The Turnglass"、テートベッシュで本の左右から?表紙と裏表紙から?それぞれ異なる話が進行するミステリで、かつ作中に登場する手記も小説自体と同様テートベッシュになっている。スチュアート・タートン(「イヴリン嬢は七回殺される」「名探偵と海の悪魔」)meets「カササギ殺人事件」という惹句の通り、メタい構造とクラシカルなミステリの体裁を取っており楽しい。装丁も美しいしこういう本だから紙で欲しかったけど、わたしは語学力的に洋書は電書じゃないと読めないので諦めてKindleで買った。電書はさすがに裏表紙から…とはならず普通の前編・後編構成みたいになってた。https://x.com/virgootome/status/1642301299210477568https://www.amazon.co.jp/Turnglass-Gareth-Rubin/dp/1398514527 [添付: 5 枚の画像]
"The Turnglass"、クラシカルなゴシックホラーの雰囲気を持たせたミステリの体裁で(「あの家にはどこか不気味なところがある」)、毒を盛られている/食中毒の症状が現れているのだとしたら経路が不明とか、辺鄙な田舎のコミュニティに所属する関係者への聴取とか、そういうことを探偵役の若い医師にさせることで読者に手がかりを提示していて、読書としてとっても楽しい。
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