刊行されて即一気読みしてたけど、急にもったいなくなって終盤で止めてた「木曜殺人クラブ 二度死んだ男」を読み終えた。最高…😭「木曜殺人クラブ」シリーズの2作目で、原著では3作目も刊行されているんだけど、イギリスの老人向けの小さな町みたいになってる老人ホーム?ゲーテッドコミュニティ?みたいな場所が舞台で、そこで編み物や陶芸クラブみたいな感じで、身近に起きた謎について推理しあうクラブ活動をしていた友人同士が、実際に起きた事件を捜査するミステリ。タイトルはもちろんクリスティ「火曜クラブ」へのオマージュです。コミュニティ自体わりと高所得者向けではあるけれど、それでも老後の不安とか描かれてていい小説で1作目も大好きなんだけど、2作目は1作目以上に優しくて最高だった。ミステリとしてはヴィヴィッドなスパイアクションになってて(それでも彼らは変わらずユーモアがあってかわいくて生活を愛しているけど!)、派手で面白いものの、ミステリとして好みなのは1作目かなという感じだけど、老いとか、若くても将来への不安とか、内省的なことにも1作目以上に踏み込んでて優しい…。賢く勇敢な人であっても、世界に身が竦むことはある。それを癒すのが友情であるところも最高で、世界に希望が湧く感じがする。
アラン〜〜〜!!!!😭😭😭😭😭
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