「北極探検隊の謎を追って」を再読したんだけど、医療ミステリとして優れているだけでなく、ファンガールの業や情熱のレポートとしても素晴らしいと改めて思った。そして年季の入ったファンガールには大抵「前ジャンル」というものが存在するわけだけど、初読時に調べた際はなぜか見つけられなかったけどまた調べたらふつうにGoogleで出てきた。彼女の前著は、アポロ11号に搭乗したが1人船舶に残ったため月面着陸しなかったマイケル・コリンズに関する本だとのことで、「わ、わかる〜」となったし、ブレないヘキのようなものを感じる。