村山由佳「風よ あらしよ」登場人物に変人しかいない
あー長かった。「風よ あらしよ」をやっと読み終えた。分厚い本だった。
登場人物か無鉄砲無節操でなかなかすごい。あのぶっとび方だから、明治大正の世でアナキズムを追求できたんだろう。とにかく無茶ばっかりするし、伊藤野枝は今で言う「わきまえない女」なんだろうけど、女友達が去っていくのはわかるよね。なんていうか自分の思いのまま行動する、まあジコチューだよね。だらしないし(><)やることなすことめちゃくちゃ。そして、大杉栄はお金にも女にもだらしない(><)伊藤野枝だから連れ添えたのだわ。お金にだらしない人は女にもだらしないサンプルの典型(><)自由を追求すると節操なくなるのかね(><)
それにしても甘粕正彦ってほーんとしょうもない人間。人の命を軽んじる獣みたい。
みんなハチャメチャで、共感できる人物が皆無だった_(:3 」∠)_