『シン・仮面ライダー』冒頭映像
基本的に庵野作品の "支持者" に近いポジションだけど、これどうなの? わざわざ血を出す必要あるの?と思ってしまった(PG12)。「BLACK SUN」もそうだった。オリジナルライダーってそういう話だったっけ。
自分が普段から子ども向けの表現に携わっているからか、最近見かける「子ども向け(だった)コンテンツの大人化」に危機感をおぼえる。子ども向けの物語に大人も好む要素(俳優・声優とか)を取り入れるのとは別の次元の話だと思う。
https://gendai.media/articles/-/107948
こういう記事を読むと、庵野秀明が彼なりの危機感を持って映画制作に取り組んでいることはわかる。あと、基本的にマーケティング志向の人でもある。『シン・ゴジラ』ではそれが奏功した。『シン・ウルトラマン』でも、子ども(と往時の制作者)の夢と希望がぎりぎり描けていた。
モチーフを他所から借りる時、作者へのリスペクトだけでなく、そこの本来の住人だった子どもたちへのリスペクトもできる限り忘れずにいてほしい。結局劇場で観てからの判断になるかな〜🥹