坂本龍一『12』リリース記念ギャラリー
@代官山蔦屋書店
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/art/31106-1500020111.html
1/27金観覧。アルバムリリースにあたってのいわゆるフェアであり、厳密には「ギャラリー」ではないのは行く前から承知していたが、今回のアルバムが好きすぎて毎日聴いていることもあり、久しぶりに代官山まで足を運んでみた。事務所が外にあった頃は、足を伸ばして代官山の蔦屋書店までよく通っていた。
写真がトレペに印刷され、部分的に重ねて貼られているのが洒落ていると思った。ほかにグッズや音源の販売も。
『12』のアルバムアートワークは、もの派の作家・李禹煥が手がけている。李禹煥は教授の敬愛する芸術家で、フランスのポンピドゥー・センター・メスでの個展に教授がBGMを提供するなどの交流がこれまでにもあった。
今回、李禹煥関連の展示はなかったが、『12』に内在する喜びにも悲しみにも支配されない感覚は、李禹煥の作品にも共通するものではないかと改めて思った(新国立美術館の李禹煥展に行かなかったのを今更後悔している)。