あにそしの魏嬰が「仙人だよー」と言ってた日から気になってたので(笑)、図書館で「道教」についてチラ見してきた。(長い) 

そもそも「仙人」とはなんぞ?てところにつまずいちゃって、気とか丹とかわかりそうでわからん…気功?太極拳…?とかなってたので。

この本は、薄くてゼロからスタートの私には読みやすいし、何より「これ!十二国記でみた!(◯研ゼミ)」てなる言葉がモリモリ出てきて大変テンションアゲアゲで読みました(笑)

「泰山」とか「天仙玉女碧霞玄君」とか「麒麟」とかあと「天官賜福」も。
旧暦一月上元の節目の天を司る神様「天官」ですって。ほー。
(あと地(七月)と水(十月)の神様を足して三官とかとか)

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銅鏡に
泰山に登り仙人にまみえる。
仙人は玉英を食し
醴泉を飲む
龍が引く車に乗って 浮雲に遊ぶ
天に昇り 長命を受けること
寿は万年
官界の位は高まり 子孫は栄え
富貴に恵まれ 楽しみは尽きることがない
とある。
てのを読んで、皆幸せで長生きしてー!(する)ってなった(笑)
寿命一万年て長いね!最高!

あっ結論?言ってなかった。
つまり仙人とは、ざっくり言うと
善行を積み、
地の気を受ける穀物を絶ち(辟穀)
心身の清らかさを保ち、
体内に金丹を錬成し、
不老長生を実現した者。
ということ。

おまけで
「天官賜福」は天官(旧暦一月の神様)はひとに福徳を授ける。でさらに
「地官赦罪」は地官(旧暦七月の神様)は罪過を赦す。
「水官解厄」は水官(旧暦十月の神様)は厄災を祓う。
の三官で、何してるかというと天上から民の行いを監視して、善悪の度合いで寿命を定めるなどしていると。
(減点方式)(〇〇したのでマイナス◯日とかやるそうです(笑))
ほー。

仏教以前の中国では地獄もあの世もないので(これは仏教の考え方なので)生まれ落ちた現世一回勝負!なわけで、そりゃ長生きしたい!てなるよなーと思ったりした。
でもやっぱり水銀のむのはヤバだとはなるよ。
だから「金丹(不老長生)を得るために鉱物(ガチ)飲んでチャレンジするより体内で作っちゃえばいいじゃん!」てなるのはそりゃそうねぇって。ワンチャンイケっかも知れんし。(そうかなぁ?)

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