ギヴン感想
冒頭の体育館裏の階段で会話をしているシーンが最高で、彼等が出会った始まりの場所から今作が始まるのも綺麗だし、音の反響がそういう場特有の響きにしっかりなっていてアニメではなかったリアルな彼らの存在感を映画館だからこそ味わえて良かった
映像化の醍醐味である作中のバンド楽曲が相変わらず素敵で、そのキャラクター自身から出てきたものだという説得力があった。ありきたりな言葉だけれど音楽の力は凄い、彼等に音楽があって良かった
フィクションとしては好きだけれど自分のバンドの好みとは全く当てはまらないから、残念だけれど現実に彼等がいてもきっと好きにならないだろうなぁ。片やギタボが高校生のときに自殺していてサポートギターとベースボーカルとドラムのツーピースバンド、片や元実力派インストバンドからのギタボ加入で
切ないラブソングばかりになったバンド。厳しいな