強い軍隊、弱い社会 : 世界軍事力ランキングのゆくえ
by Ramzy Baroud
1月6日に「世界軍事力ランキング」が発表されました。このランキングは毎年、規模や支出、技術的進歩など60以上の要素に基づいて、世界最強の軍隊を分類しています。
米軍がトップで、ロシア、中国、インド、イギリスと続いたこの報告書には、得られる回答よりも疑問点が多く、報告書をまとめた組織GFPの偏見やずさんさ、政治色の強さを非難する声も聞かれます。
例えば、ロシアは世界第2位の軍事力を維持していますが、ウクライナは7つ順位を上げ15位を占めています。ここで疑問が生じます。大規模な戦争が1年も続き、軍の主力が大きな損害を受け、