今日は国の反論に対して原告が再反論を提出、その要旨を陳述されました。
国側が論文や調査を恣意的に切り取り、不妊化手術は侵襲性が高く危険であるという主張に都合の良い形で引用しており、元論文や調査の結論と異なっているという指摘が原告からなされました。
また、国側は後悔を理由に手術の制限を妥当ともしています。後悔する患者が一人もいない医療行為がこの世に存在するのか疑問です。明らかにおかしいし、自己決定権に介入しすぎです。
特に一部の当事者の後悔を盾に公権力による手術の全面規制を支持するという構図は、トランスの医療的アプローチへの攻撃でもよく見られます。確かに後悔される方への救済やケアはあってしかるべきですが、それは医療を望む人全てから選択を一律に取り上げるという形で解決するべきではありません。望まぬ治療を行うのと同じくらい、必要とする人の治療を禁止するのも権利の侵害です。傍聴席で再反論の整然とした批判を噛み締めておりました。

次回は1/29、国側の再々反論です。

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QT: fedibird.com/@uma1uma/11340606
[参照]

うま🍇  
「 #わたしの体は母体じゃない 」訴訟|公共訴訟のCALL4(コールフォー) https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000132#case_tab 今日でした!
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この手の暴論を立てる時はたぶん「こんな手術/治療をするなんておかしい!」という感覚がまずあって、でもその感覚を論理的に説明できないので(なぜならその手術も治療も貴方が必要としてないだけで何もおかしくないから)、後悔する人がいる!等と穴だらけの苦しい理屈付けをすることになるのだと思う。結論にあわせて現実を加工するからおかしくなるのだ

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