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ここではよほどおかしなことを書かない限り直接お叱りを頂くことはないと思うので逆に危ないし怖い 

その分自分で気を付けると言っても、自分の目と他人の目は別物なので
自分が100回読み返しても気づかなかった瑕疵に、1回読んだだけの他人が気づくことは普通にある

これ知識量だけの問題では必ずしもなくて、自分のバイアスに支配された文章が自分とは異なるバイアスに晒されることで、その差分から不適切な記述が検出されるのだと思う
だとしたら、たとえ研究者が自分の専門分野について書いた文章でも、読んだ小学生が瑕疵を的確に指摘できる可能性は原理的にはある

なので世界最高の賢人1名による校閲が、バカ100名によるそれに優るとは限らないのだよなあ多分

その辺AIによる(校正はまだしも)校閲ってどうなっていくのかなーと思う
適切なデータセットによる十分な学習を経たAIが獲得する視点って、「世界最高の賢人1名」的なものなのか、それとも「あっちやこっちに偏った数十億名」の視点から、場合に応じて的確な「偏り」を取り上げて「こういう視点・考え方もありますよ」と提示してくれるものなのか

バカ100名によるそれに優る
→バカ100名によるそれに「常に」優る
としとこう

読み返すと普段以上に言葉足らずでとっ散らかってるな 

AI云々は話の主眼ではなくて、多種多様なバイアスにまみれた人たちが各々の価値観を戦わせる乱雑な世界と、(少なくとも表面上は)バイアスを露わにしない人たちが摩擦力低めに干渉し合う(少なくとも表面上は)スムーズな世界とでは、(仮に後者の実現が可能だとして)どちらが望ましいのだろう
もっといえば、どういう人が前者の世界を望み、どういう人が後者の世界を望むのだろう

ということを書きたかったのだ多分

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